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院内研修 ~NST委員会~

2022/12/28

院内研修 ~NST委員会~

12月21日に院内研修を行いました。

テーマは「摂食・嚥下と脳の神経ってどのように関わっているの?」です。

脳神経って聞くと「難しい研修内容なのかな?」と構える方は多いのではないでしょうか。

また、摂食・嚥下って聞くと「5つに分けられた内容の違いがよくわからない。覚えるのが難しい」と思う方もいるかと思います。私もそうでした。

当院にも脳血管疾患により摂食・嚥下障害をもつ患者様や入所者様は存在し、私達はその方々に食事介助を行っています。

食べる動作の中で、「食物を認識」し、「口へ運ぶ動作」は介助者側から見える動作です。

しかし、その後の、「咀嚼」、「咽頭への送り込み」、「嚥下」、「食道蠕動運動」では、外見から見える情報には限度があり、援助方法の検討が難しい事もあるかと思います。

そこで、今回は摂食・嚥下に主に関わる脳神経の働きや起こりうる症状、対応例を伝え、見えにくかった動作を見えやすくなる事で、食事介助における問題解決に繋げられるよう伝達を行いました。

今回も、感染防止の観点から参加人数を制限して行いました。今回の研修内容に興味を持っているスタッフがいる事を知り、嬉しく思いました。今後も参加者が興味や関心を抱く内容の研修が行える様、努めていきたいと考えます。