栄養サポート委員会 ~症例報告:言語聴覚士~
2026/01/22



栄養サポート委員会 ~症例報告:言語聴覚士~
当院では毎月1回、栄養サポート委員会として、各病棟スタッフやコメディカルで構成する委員会メンバーが集まり、口腔ケアや栄養サポートについての勉強会を行っています。
今月は、当院2F回復期リハビリテーション病棟の言語聴覚士(以下:ST)さんが、
「左小脳梗塞、左延髄梗塞により嚥下障害を呈したものの、お楽しみレベルでの食事を再開できた症例」
について嚥下5期モデルや摂食嚥下グレードを用い分かりやすく症例報告してくださいました。

患者様は、入院時嚥下5期モデルにて準備期~咽頭期の障害があり、摂食嚥下グレードでは2に該当しており、嚥下障害を認めるため、胃瘻より濃厚流動食を注入していました。

しかし患者様は「食べられるようになりたい」という強い意志があり、STさんと直接的訓練・間接的訓練を毎日頑張られていました。その甲斐があって嚥下訓練食(ゼリー状)から食べられるようになり、最終的に昼のみですがミキサー食を食べられるようになっていました。
結果、嚥下5期モデルでは準備期は改善、口腔期~咽頭期は障害は残存していますが入院時と比べると改善、摂食嚥下グレードは5まで上がった症例でした。

この結果は患者様の「食べられるようになりたい」という強い意志と、その意志に答え続けたSTさんの努力の賜物だと感じました。
私たちも患者様の想いを尊重し、最善の医療を提供できるよう努めて参ります。