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「呉地域連携パス」事例検討会

2024/12/16

「呉地域連携パス」事例検討会

令和6年12月10日呉市医師会館にて事例検討会が開催されました。

呉医療センター脳神経内科大下智彦医師から、嚥下困難で経鼻経管栄養を継続しつつ回復期へ転院となった脳梗塞症例が報告され、その後の回復期での言語訓練・嚥下訓練について当院の内科医師が発表し、詳しい経過報告をしました。

演題「“食べたい”思いを強みに

    ~経鼻栄養から3食経口摂取が可能になった脳梗塞の症例~」

脳梗塞後の患者さまの意欲に寄り添いながら、当院のNSTチームで積極的に嚥下の治療を行い、リハビリテーションをすすめることで、食べられなかった方が、3食口から食べられるように回復しました。

医師や歯科衛生士からの質問もあり、口から食べるための口腔ケアや嚙み合わせの大切さも学びました。

目標達成が難しい場合には、患者さまの能力に合わせたラポート形成の仕方、機能をカバーする代替手段の提示方法も考慮する必要がある旨提案がなされ、事例検討を終えました。